トップ     会社情報     お問い合わせ    

オブジェクトエクスプローラについて

AS400(iSeries)のカスタマイズツールです。
ソース、オブジェクト、データベースの各ライブラリーを指定して開発環境を作成するだけで、 オブジェクト間の親子関係を表すツリーを自動的に作成します。
このツリーを利用して影響分析やカスタマイズ作業が効率よく行えます。



上記画面はすべてのオブジェクトを表示していますが、ここから下位オブジェクトや上位オブジェクトの表示ができます。 また、画面レイアウトの表示(SDA)、帳票出力イメージの表示、ファイルレイアウトの表示、ソース編集、コピー、削除、リネーム、コンパイルなどができます。

下位オブジェクトを操作する

以下の画面はCLプログラムからコールされているRPGプログラムやデータべースをツリー表示しています。 この画面でもレイアウト表示やソース編集ができるので、変更作業が効率よく行えます。



上位オブジェクトを操作する

以下の画面は任意のデータベースを参照する論理ファイルとRPGを表示しています。(ツリーの逆展開表示)



共通サブルーチンを使用するプログラムを調べる時もこの機能が有効です。

データベース項目を使用するRPGの検索

データべース項目の属性や桁数を変更するときなど、使用しているRPGプログラムを調査して、片っ端からソースの調査や変更コンパイルしなければなりません。 そのようなとき、この機能が有効です。
まず、対象データベースのレイアウトを表示して、該当項目にカーソルを当ててF4を押します。



以下のように該当項目を使用するRPGが瞬時にリストアップされます。



特定の文字列を使用するソース検索

上記の例はデータベースの項目名で検索しましたが、データ項目名の一部を使用しているソースをリストアップしたい場合もあります。 このような場合は、以下のように操作します。
まず、全てのオブジェクトにSSを入力します。(処理の先頭にSSを入力してF13を押す)
するとポップアップが開くので、検索したい文字列を入力します。



以下のように該当文字列を使用するソースがリストアップされますので片っ端から変更作業ができます。 このリストは最初に紹介したオブジェクトリストをフィルターしたものですから、同様の操作ができます。



以上、簡単ではありますが主な機能を紹介しました。
今更、ネイティブRPGのカスタマイズ需要がどれくらいあるのかわかりませんが、弊社ではいまだに便利に使っています。

トップ